今日は,大学間連携共同教育推進事業「東日本広域圏の大学間連携による教育の質保証・向上システムの構築」(通称,”つばさプロジェクト”)のシンポジウム@キャンパスイノベーションセンター東京に参加してきました.
僕の役割は懇親会の司会進行だけだったので,シンポジウムの発表内容に集中することができました.
日本女子大学のSAKU LAB♡や「ICT活用とプロジェクト演習」,面白いですね.
SAKU LAB♡は,大学から正式に助成を受け,様々な社会活動に取り組んでいます.そして,そういった取り組みを支援するために,「ICT活用とプロジェクト演習」の授業があります.
今回,特に日本女子大の発表を聞いて感じた事は,大地連携型の活動(サービスラーニングなど)のOUTCOMEは,どの「地域」で「誰が」活動に取り組むのかに大きく左右されるという事です.
山形大学でも「フィールドワーク共生の森もがみ」で大地連携型の正課授業を展開していますが,私が今調査している途中経過を見る限り,日本女子大の事例とはずいぶん異なる影響を地域に与えているように思います(この調査結果は,年度内に査読論文として投稿する予定です).
サービスラーニングの効果とは!?
アクティブラーニングをすればどのような力が伸びるのか!?
そういった,シンプルな答えを人は求めがちですが,そのような答えでは,そこで起こっている事象はうまく説明する事が難しそうですね...
そのへん,研究者としてこれからも追求していきたいと思います.
参考までに,リンクです.
日本女子大学SAKU LAB♡
http://mcn-www.jwu.ac.jp/~sakulabo/
山形大学「フィールドワーク共生の森もがみ」
http://www.yamagata-u.ac.jp/gakumu/yam/mogami/index.html