今日は,東京大学に行き,舘野くん(東京大学),木村くん(東京大学)と研究会の開催について打ち合わせをしてきました.
今回,研究会のテーマに設定しようとしているのは,
「高等教育における大学外と連携した教育実践を,どのように評価するのか!?」
です.
大学と言えば「講義」「実験」を思い浮かべる人が多いかもしれません.確かに,それらは今でも大学における教育活動の中心的な役割を担っているのですが,最近ではそれらに加えて,フィールドワーク実習や企業とタイアップした問題解決型学習など,様々な教育方法が用いられるようになってきました.
簡単にまとめるならば,大学が大学外の組織等と連携して,教室の中だけでは実現することが難しい授業をやろうぜ!という事だと思います.
しかし,こういった教育実践は,色々な人を巻き込み学生が多様な刺激を受けるため,瞬間的には「お〜,これはすごい.色々学ぶ要素あるね」と感覚的に思うのですが,いざ「評価をする」段階になると,色々と悩みます.
「う〜ん,色々学んでくれてると思うんだけどな」
「とりあえずレポートで判断」
「そもそもこういうのってオープンエンドだからな...」
そのへんが,覚える事・できるようにならなければいけない事項が明確に決まっている講義型の授業との違いです.つきない悩みでもあります.
今回の研究会では,そのへんの議論を丁寧に皆でしたいなと思っています.
広報は,2月の頭にしますので,興味のある方は是非応募してください.
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場所:東京
日程:3月15日(土)〜3月16日(日)昼解散
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を予定しています.
さて,あと2時間で山形に到着デス.
今日も勉強頑張らないと.
*写真は,輪読候補の一つ.