今日の夜は,2014年度に開講するシラバスを書いています.
小学生~高校生の間,授業が好きではなかった僕ですが,今は授業をするのが好きです.なので,かなり真面目に書いています.どうせやるなら,沢山の学生さんに受講してもらいたいという気持ちがあるのです.
高校の教師をしている時は,週に平均して18コマは授業をしていました.
もう,授業というのは「日常」そのものです.そして,授業を何度も繰り替えしているとだんだん慣れてきて,説明することに注意を向けるのではなくて生徒の様子をモニタリングすることに意識をもっていくという術を覚えるわけです.
これがまた楽しい.
「お,今日はクラスの雰囲気がへんだぞ」
「あ,あいつ何か企んでるね~.へっへーん」
「しまった...ぜってー今のわかってくれてない.」
「あ,携帯触ってるやん.ばればれやん.どうしようかなー,何回目の注意で取りあげようかな~」
という感じ.板書している間も耳をダンボにして,後ろで起こっている事に注意を払っているのです.
で,話が脱線しましたが
というわけで僕はどちらかいうとコンスタントに授業をして,学生さんとコミュニケーションを取っていたいタイプです.特に若造でペーペーの時期はそれがきっかけで予習や復習にかなりのエネルギーを費やすので,成長する良い機会だと思います.
今書いているのは,なかなかタフだけど,自分がワクワクする授業です.まだシラバス公開していませんので詳しいことは書きませんが,他大学さんと同日時に授業を行い,毎週ICTを使って連携しながらプロジェクトを進めていきます.交流学習は何度か経験した事がありますが,こういう形は初めてです.
授業というのは教員が楽しんでいなければ,学生さんも楽しんでくれないような気がします.もちろん,教師が意図したとおりにそっくりそのまま学習してくれるわけではないのですが,扱う内容に対する魅力を教師自身が感じていなければ,退屈な授業になるでしょう.
責任をもって,楽しみながら楽しませる授業をできるよう勉強します!