本日(4日)は,山形大学の入学式でした.
*写真や大阪府の高槻市.山形ではまだ桜が咲いていないので,友人の撮った写真を拝借.
これまで春休みで長い間キャンパスに学生がいませんでしたが,やっと活気が戻ってきてました.
僕自身も山形大学に来て2年目に入りました.
昨年は博士課程を終えたばかりで右も左もわかりませんでしたが,今年はそれなり気持ちに余裕をもって新年度に臨むことができます.
初々しい表情でキャンパス内を歩き回る新入生を見ていると,
「大学教員として,自分に何ができるのか?」
と改めて自分に向けて問いを発したくなります.
シンプルにいうと,学生さんたちが,
「学ぶって楽しい!」
と心から思えるリソースの一部になることができれば,それで良いと思っています.
講義も実習中心の授業も今年は両方しますが,どちらにしても単に「知識・技術を詰め込むだけ」の授業をしたくはありません.
様々な創意工夫をして,
「学ぶって苦しい時もあるけど,でも楽しいよね」
と思える学習環境を提供したいと思います
もちろんそれは,単に面白いビデオ教材を見るとか,グループワークをするとかそういう小手先のテクニックできゃっきゃきゃっきゃはしゃいで楽しいな~というものではなく,学問分野に関する専門性を身につける過程において知的学習の楽しさを学んでほしいという意味です.
最近の研究では,正課だけでなく,正課外活動も高等教育を充実させるための重要な要素であることが実証されてきています.
僕もこれまで色々な社会活動によって貴重な体験をさせてもらいました.少しでもそういった体験の場を学生さんたちが見つけることができるよう,力になりたいと思います.
さぁ,ワクワクするキャンパスライフが始まります.
エンジョイしましょう.