今日は講義の後,質問をしにきた学生が期末考査対策が難しくて大変だという話の流れで
「この授業は色々考えさせられるので大学の授業を受けている感じがする」
と言ってくれた.
素直に嬉しかったですね.教養の授業ですが,大学の授業としてやる以上はアカデミックな内容を扱って,少しでも認知活動を刺激してほしいと思っています.
社会に出たら何に役立つとか,〜力育成とかそういうのももちろん大事なんですが,教育活動の基本って「〜について学ぶ楽しさを知ってほしい」だと思うんですよね.だから,社会に出た後役にたつ技術とか〜力ってのを意識しすぎると,本来,自分が研究者として学生に考えて欲しいと思ってる事からずれていってしまう事があると思うんです.ま,大学教育も厳しいご時世の中でアウトカムの明示化を求められてるので,悠長な事は言ってられないんですが.
何にしても今日はちょこっと嬉しかったですね.はい.