この4月から,尼崎市立尼崎双星高校で共通教科「情報」の授業をフィールドとした実践研究をします.メディア・リテラシーに関する実践です.それに伴い今週の日曜日は勉強会です.第一回の輪読本は,中橋先生@武蔵大学の「メディア・リテラシー論〜ソーシャルメディア時代のメディア教育〜」です.
何が嬉しいかというと,実践者のI教諭,M非常勤講師が非常に意欲的な事です.授業をするだけでなく,勉強会にも参加して,実践を良くしていきたいという強い気持ちを持っています.また,大学院生や他教科の先生も巻き込み,情報教育を良くしていきたいという信念を持っています.学年主任や学校長とコミュニケーションをとり,学校全体のムーブメントにしていく事は,誰にでもできる訳ではありません.学生時代のI先生を知っているからわかるのですが,一つひとつの仕事を一生懸命やる姿勢が校内での人徳に繋がっているんだろうと思います.
こういう先生の実践は,是非批判的に分析し,共有していく事が我々研究者の仕事だとも思っています.秋の投稿を目指して,頑張ります.