2014年

10月

23日

ご縁

今日,大学の先生ともだちと話をしていて,「ご縁」という言葉がでてきた.

 

思えば,「ご縁」という言葉は何故か物事を前向きに進めてくれる力があるような気がします.

先がどうなるか不透明な中でも,「あ,これは何かのご縁かも」と思うと,前向きで明るい気持ちになります.

 

結果的に思った通りの結論に至らなかったとしても,「ま,ご縁がなかったから仕方ないか」と次に向けて前向きになれます.

 

不思議ですね.

 

振り返ってみると,「あ〜これはご縁かな?」と思える事が,日常の中に沢山あります.

そして,改めてそれを大切にしようと思えます.

ふふ,「ご縁」って本当に不思議ですね.

 

「『ご縁』は存在する!」とまでは言いませんが,「ご縁を感じる」事は沢山あると思いますし,そう思えるかどうかはその人次第だとも思います.

 

何事にも感謝の意を感じ,明るく前向きに穏やかに.

 

それではおやすみなさい.

2014年

10月

21日

為す事の中での学び

木曜5コマ「グローバル社会を勝ち抜く!」,元気に授業が進んでいます.

後期は人数も増え,パワフルになった気がします.

来月末には明治大学との交流もありますので,皆頑張って活動を進めています.

授業者として,あえてレクチャーではなくグループワークを活動にする理由の一つは,「為す事の中での学び」を意図しているからです.

もちろん授業者として方向性や必要な知識・技術の提示は大枠を設定した上で行いますが,どんな知識・技術が必要なのかどうかも,学生たちの「為す事」の中で決めることができるよう心がけています.

 

そして,「為す」のは一人でするのではなく,他者と共にする事を大事にしています.何故なら,人は他人に分かってもうらおうとして,より深く自分も分かっていくからです.そして,他者との無意識な相対的比較の中で,諸々の心のエンジンがかかるものです.

 

今回の授業は前期に引き続きモチベーションの高い学生が多くいますので,相乗効果をおおいに期待しています.

 

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2014年

10月

16日

稼げばいいのか

一時期,TVメディアでは「億稼いでますよ〜」を強烈にアピールする人たちが取り上げられていた.今でもインターネット上に多くそれらの情報が存在する.

 

僕は彼らの事業内容については詳しく分からないが,取り上げられ方や本人たちの語りっぷりを見ていて常に思うのは

 

「稼げばいいのか?」

 

という事だ.

 

「秒速1億円」

 

とか

 

「副収入で月収100万円」

 

という言葉は,インパクトがある.一瞬,

 

「え,すごい!」

 

と思わせる.

 

しかし,問題は,それらがどのようにして収入として発生したのかだ.

 

収入は労働に対する対価である事に間違いはないが,社会経済の変動によって仕事内容の経済的価値(収入)も多様に変わる.

一概に,「この仕事の価値は普遍的だ!」なんて断言することはできない.

 

そしてそのような中でも,人間はそこに自分なりの楽しさや充実感,自身の成長を求めてしまう.つまり,自分の仕事内容に対する経済的価値も大切ではあるが,それと共に人間にとって仕事と満足感や学びの実感は,切っても切り離せない関係にあるという事.

 

「一日かけて一万円稼いだ」

 

 

「1時間で一万円稼いだ」

 

に,価値の違いはあるのだろうか.

 

学生の頃,暑い中何時間もたこ焼きを焼いて稼いだ一万円は,ピピっとマウスを操作して1時間で稼いだ一万円より価値がないのだろうか.

 

いやいや,そんな事はない.

学生の頃,何時間もかけて稼いだ一万円は,自分自身の努力や成長,店長やお客さんとの楽しいやり取りの結晶だ.

 

個人的には,何分でいくら稼いだかではなく,何をして稼ぎ,それを自分がどう価値づけているのかが重要なのだと思う.少なくとも,自分はそうして生きていきたいし,学生たちには「稼げばいい」ではなく,稼ぐ事と自分の成長や社会への影響をセットで考える事ができる人材になってほしいと思う.

 

 

 

 

 

 

2014年

10月

12日

28名でスタート

後期「グローバル社会を勝ち抜く(Y-M大学間連携授業)」が開始しました.

今学期は28名スタートです.

 

今期は,明治大学との交流に加え,海外で活躍する青年海外協力隊の人たちの交流も実践します.単なる交流学習にするのではなく,異文化に対する理解がぐっと深めるためにはどうすれば良いのか.

 

そのへん,リソースの配置や教室の開きかたについて今参加している日本教育メディア学会で多くのヒントがありました.

 

さぁ,本格的にスタートした後期,頑張るぞぉ.

 


2014年

10月

05日

寒い季節

だんだん寒い季節になってきましたね.

外はもう13度です.

 

今日は体力を回復させるために一日家に居ました,夜は少し気分転換にカフェへ行ったのですが.ブルブルブル.

海外,しかも結構寒いチェコで育った僕ですが,寒いのはかなり苦手です.

ちょっとヒーター出そうか悩んでしまいました.

さすがに早いか・・・と辞めましたが.

 

皆さんはどの季節が好きですか?

 

僕はだんっとつで夏が好きです.

だって...

短パンTシャツで過ごせるし

風邪ひかないし...

太陽の力で元気が出るし....

 

子どもか!と突っ込みを受けそうですが,やはりいくつになっても冬はあまり好きになれません.雪景色は奇麗だと思うんですがね.

 

日本が一年中夏だったらいいのになぁ.

2014年

10月

04日

役職は人を変える

ニューヨークから帰国して今日でちょうど一週間です.

8月9月の怒濤シリーズからようやく開放され,この一週間は授業準備をしつつ,ゆっくゆっくり身体を癒してきました.

 

今日は進まぬ原稿を何とかしようと珍しくスタバへ.パソコンを開くとホームページもちょっと中身いじらないとな・・という事で今.

スタバでコーヒーを飲みながらぼーっと店内を眺めていると(原稿書くんちゃうんかいという突っ込みは無し),おーおー店員のお姉さんたち,テキパキ働きますねと感心してしまう.

これは男性の店員が目につかないんじゃなくて,たまたま今みてると女性の店員しかいないとい意味です.

 

年齢は10代,20代前半に見えます.ちょうど山大生位でしょうか.

きっと,大学卒業したてや,どこかの大学,短大の学生もしていると思います.

 

キャンパス内,教室内で見ている学生の様子と,彼らが働いていいる時の様子は随分違うなと思います.キャンパス内でワイワイ・キャピキャピしていても,いざあの緑のエプロンをつけて働き始めると,シャキっとして,非常に礼儀正しい.仕事も早い.どっちもできるって素敵ですよね.

 

「仕事なんだからあたりめーじゃねーか」と言われればそれまでかもしれませんが,

 

こういう役職を沢山経験する事は,とても大事なのだと思う訳です.

 

自分の学生時代を振り返ってもそうでした.

 

金髪破れたジーパンが当たり前だった自分が,高校の学習ボランティアをやり始めたとたん,服装だけでなく生活態度,考え方が徐々にかわっていきました.

 

色々な事にチャレンジできるのが,大学生の特権です.チャレンジの内容は人それぞれですが,僕はその中でも可能中ぎり色々な役職を経験する事を期待します.役職によってはリーダーシップを発揮しなければならない場合や,フォロワーに徹しなければならない場合,一人で黙々と仕事をこなさなければならない場合など,様々です.そういう,色々な役職に就くことができる柔軟性が,とても大事なのです.

 

組織は構成メンバーによって大きく変わりますし,その中で常に自分の好きなポジションにつける訳ではありません.

ポジションによって発揮する力を変える.そういう力と判断が重要になります.

 

 

そのためには!

 

 

もうわかりますよね.

 

色々やってください.色々と.家の中だけにいるんじゃなくて.いつもいる組織だけにいるんじゃなくて.

 

 

それが大事です.

 

 

2014年

10月

03日

怒濤の9月!パート③

先日は,ニューヨークへ行ってきました.

来年の8月に実施する大地連携ワークショップinニューヨークの会議が目的です.

 

都市型大学とでも言うのでしょうか.

教室や施設が拡散しているMonroe Collegeに行ってきました.

 

昨年は視察でベルギーに行き,天気が悪かったせいもありとても寒かったのですが,今回はほぼ毎日が晴天で,とても気持ちよく滞在する事ができました.

まー分かっていた事ですが,ご飯は・・・

会議はうまくいきました.これから来年に向けて,プログラムを具体化していくところです.

この会議の準備はなかなか大変で,それなりにプレッシャーがあったのですが,無事に終えることができて一安心.

 

今は,授業などの準備に精を出しつつ,疲れを癒す毎日です.

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2014年

10月

02日

怒濤の9月!パート②

9月は,札幌大学で学生FD会議を開催しました.

今回のタイトルは,「これでいいのか学生生活!たっぷりどっぷり語りましょう」です.

 

山形大学の学生5名が企画をし,全国から約35名の学生が集まり,議論を行いました.

 

「あなたは何故大学に進学したのか?」

 

「本来,社会的な意味で,大学は何を学ぶ所なのだろうか?」

 

など,今一度,学生生活の根幹を疑うための議論が行われました.

 

自分が何故その場所にいて,何を学ぼうとしているのかという問いは,自分自身が問わない限り,誰も分かりません.何となく日々を過ごし,何となく単位や学士を取るという生活は,とても寂しいと僕は思います.

 

4年という年月は人が成長をするにはとても短い時間です.

是非,学生FDのような場を自分たちでも設け,大学で学ぶ意義について議論を深めてほしいと思います.



2014年

10月

01日

怒涛の9月!パート①

怒涛の9月!パート①は,FD合宿セミナー@山形大学蔵王山寮です.

今年も,合計70名ほどの参加となりました.

 

この合宿,2泊3日なのですが,授業案・シラバス作りから授業方法のレクチャーなど,授業を改善するためのプログラムが盛りだくさん...帰る頃にはヘロヘロです.

 

「合宿」という名の通り,集団でいい歳した大学の先生たちが高校の修学旅行のように狭いスペースでくっついて寝るわけです.

 

寝泊りを共にすれば,人間関係もそれなりに構築されます.

大変なんですが,他大学の先生と仲良くなれる事は大きなメリットです.

山形大学というのは日本の「大学」を表すほんの一部でしかない事を実感させられますし,それぞれの大学で先生方が苦しみながらも前向きに大学教育を何とかしようと頑張っている話を聞かされると,こちらも勇気がでます.

 

人間は何かしら成長をしようとするものですし,自然と改善を目指してしまうものです.

そういった気持ちを一か所に集める事ができ,かつ濃密な場と時間を提供するこの「合宿」.

とても価値がある時間でした.

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2014年

10月

01日

リラックスツールとして

夏に帰省した際,祖父母の家に行き,亡くなった祖父が使っていたコーヒーミルをもらってきました.年期が入ったものなのですが,ネジをしめなおすと普通に使えるので,重宝しています.

 

研究室にいるとどうしてもコーヒーを飲む回数が増えてしまうので,今は一日2回と決めています.2回しか飲まないなら,なるべく美味しいのを飲もうという事で,このコーヒーミルが活躍します.昔はコーヒーの味に一切興味が無くて,「甘けりゃいいぜ」という感じでしたが,ブラックで味わうようになり,リラックスツールとしてコーヒーを飲むようになった事を考えると,僕も年とったなと思います笑

 

今日も朝はこれを使ってコーヒーを飲んできました.バッチリ目が覚めたところで,原稿を仕上げないと.

 

皆さんにとって今日が良い一日で有りますように.